みなさん、こんにちは。
たなやんです。
今回はレギュラーグリップについてです。
レギュラーグリップとは?
トラディショナルグリップとも呼ばれます。

この持ち方です。
なぜこんな持ち方に?
昔ヨーロッパの軍隊が
のように行進していたため、太鼓が足に当たらないようにどうしても斜めに構えることになります。
なので、打面にスティックが当たりやすいように考えられた持ち方です。
現在も多くのドラマーに愛される持ち方
特にJAZZを演奏するドラマーに多いです。
理由は多くの偉大なJAZZドラマーがレギュラーグリップだから、
その影響を受けていることが大きいでしょう。
レギュラーグリップのメリットとデメリット
JAZZでよく使われるブラシのスイープ奏法がやりやすい
見た目(演奏する姿)がカッコいい。
右手のマッチドグリップと持ち方が違うので左右で生まれる音質やタッチに微妙な差がいい意味で表現が立体的になる。
左右非対称になるので脳みそで動きを理解しにくい。
力の伝わり方が左右違うので音量バランスをとるのにコツがいる。
単純に合理的ではないので、人に伝えるとき(説明するとき)難しい。
身体のバランスが左右対象ではないので腰や胴体、身体が捻れて変な癖が付きやすい(身体を痛めやすい)
僕の考え
メリットとデメリットを散々書きましたが、音量だってコントロールだってブラシだってどのデメリットも感じない素晴らしいドラマーはたくさんいます。(Dave WeckleやSteve GaddやVinnie Colaiutaなど)
個人的にはメリットもデメリットも達人には関係ないと思っているので
先ほどのメリット、デメリットも敢えて言うならこういうことかな?と
捻り出したのが本音です。
まとめ
自分の好きなドラマーを真似たら良し。
自分がカッコイイと思うことが大事だし上達にも繋がる。
です。
元も子もない結論になりましたが、
好きな方にしてください。
右手がレギュラーグリップで左手がマッチドで真逆のドラムセッティングで叩く先輩がいますが、とてもカッコよくみえました。
見た目が珍しいというのはカッコよくみえるものなのかもしれませんね。
レギュラーグリップは確実に少数派なので
うらやましく感じる人も多いのかもしれません。
筆者の持ち方は
僕はJAZZを演奏する時はレギュラーグリップでFUNKやPOPを演奏する時は
マッチドです。
ドラムを始めて6年ほどはROCKやFUNKをマッチドで練習してて、
その後にJAZZに興味を持ちレギュラーを練習し始めたのが理由です。
テンポが速くてバックビートがある音楽はマッチドじゃないと演奏しにくいです。
きっとJAZZの演奏にそういう速いテンポで2,4にスネア入れることが少ないから
筋肉がついてないんでしょうね。
レギュラーグリップに慣れるには
最初は違和感たっぷりで全然力入らないし、グリップも安定しないし
打面のいろんな場所叩いてしまうし、正直こんなんで曲とか演奏できる日が来るのかなと感じました。
半年くらい毎日レギュラーで基礎練してれば慣れると思います。
根気よくやってみてくださいね。
動画もあります
動画の中で慣れる方法なども紹介していますので是非みてみてくださいね。
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