週に3回、朝9時からダンスの伴奏をしています。
だいたい8:45分くらいにスタジオに入り、楽器の準備をします。
すでに数人のダンサーがストレッチをしています。
学校は山の上にあるので空気も澄んでるし、朝なのでさらに凛としている感じ。
その中で先生が来て、最初のエクササイズの前に数秒の間があり、カウントしてくれます。
そのカウントするまでの数秒がとても好き。
神聖な感じがします。
どんなに前日に飲んでいようと、眠かろうと
その数秒でやらなきゃスイッチが入ります。
僕が伴奏させてもらってるのは
Martha Graham Technique classの伴奏です。
グラハムのカンパニーのHPはコチラ

以下ウィキより。
マーサ・グレアム(英: Martha Graham 1894年5月11日 – 1991年4月1日)は、アメリカ合衆国の舞踏家、振付師であり、モダンダンスの開拓者の一人である。マーサ・グラハムと表記されることも多い。
こんな感じ。
youtubeで調べてみたいでてきました。
これは演奏してるのは僕じゃないです。
僕はパーカションとピアノで伴奏しています。
ね。神聖な感じでしょ。
マーサグラハムさんも、アジアやインドの影響をたくさん受けてて、
それを感じる振りを多いです。
ところで、
日本では大学でグラハムをミュージシャンがきて生音で伴奏してるのは、
女学院くらいじゃないかなー。
稀有な体験をさせてもらってます。
そんな9時からの授業のおかげで、気持ちのスイッチを入れれるようななったことは、
他の演奏や、演奏以外のことでもかなり役に立ってます。
いきなりスイッチ。
いきなり演奏スイッチ。
いきなり掃除スイッチとしても使えますw
演奏のことでいうと、
調子が悪かったり、しんどかったりすることもあるけど、
それを演奏に出さない。
というかダンサーに悟られない能力が大事だなーって感じる。
あ、今日調子が悪いんだなーって分かられたらダメ。
プロフェッショナルな人たちって、
大工さんでもデザイナーでも営業の人でも、
仕事相手に調子が悪いこと知られたらプロじゃないと
僕は思います。
ある一定の線があって、調子が悪くてもその線を下回らないのがプロ。
僕が大好きなミュージシャンたちも、人間なので今日なんか調子悪いなー、とか
めっちゃ眠いわーってときもあると思うんです。
が、
悟られない。
一定の線の上でアップダウンがある。
線の下にいかない。
今日もエリザベス先生は
“you must create a power to dance!!”
とおっしゃってました。
いい言葉。
るんるん♬